みんなで、MaMaDoDo小学校にお散歩にいきました。
ジュンバ・ラ・ワトトの向こうは丘がひろがる絶景です。
その丘を降りて、上ると、小学校です。
手をつないだり、歌を歌ったりしながら、るんるんの散歩です。
私は、道すがら、「カシューナッツ」とか「バナナ」とか教わりながら歩きます。
いつも通っている学校に行くのに、どうしてそんなに、楽しいの?って
おもってしまうくらいに、みんな幸せそうなんです。
道であったら、目上の人に向かって「しかも〜」(どどみ〜の音程)と挨拶します。
すると、「まはらば〜」(どどどみ〜の音程)と返してくれるんです。
この挨拶、歌みたいで好きです。
MaMaDoDo小学校は校舎が平屋の2つ。
教室が足りなくて、新しい校舎を建てたばかりです。
TV番組で有名なの「あいのり」の募金で建てた学校です。
ケニアは、国として、教育に力いれてます!ってことアピールしているそうです。
でも、実際はとっても大変そうなんです。
なんと、なんと、校舎は地域の人たちが建てなくてはならないそうです。
国や町が建ててくれるわけではないんだそうです。
机やいすも、地域の人たちが買わなくてはいけないそうなんです。
そして、学校を建てるとやっと、国が、100人に一人の先生、
3人に1冊の教科書をくれるそうです。
実際は、先生も100人も面倒はみられないし、教科書も3人に1冊では足りません。
そうなると、学校としては、設備を充実させたり、先生や、教科書を必要なだけ
そろえるためには、お金持ちの家の子に、入学を優先させるそうです。
お金がないと、学校に入りにくかったり、制服や、ノートやえんぴつの準備など、
すごく大変で、学校にいけなくなってしまうそうです。
これは、小学校のお話です。
中学高校にあたる、Secondaryになると、なかなか貧乏な人には行けないそうで
す。
多くの学校が寄宿制で、費用がとってもかかるそうです。
1年15万円くらい・・。
こんど、ジュンバ・ラ・ワトトの2人が小学校を卒業するそうです。
卒業したら、進学させてあげたいけど、できるかなぁ・・という切実なお話を
聴きました。。
初めの日、みんなが自己紹介をしてくれました。
名前と年齢と夢を言ってくれたんです。
やってみたいことがあるんだったら、かなうといいなって思います。
日本だと「やりたいことみつからないのなら、とりあえず進学したら・・?」
っていうことがあります。
なんだか、申し訳なくなってきてしまいます。。。
ジュンバ・ラ・ワトトの子たち、みんな幸せになってほしいです。
※写真その1奥の入り口から丘に降りたところから、ジュンバ・ラ・ワトトを撮
りました。
お散歩いのこり組みに手を振りました。
その3・・丘をおりて上ったところから、ジュンバ・ラ・ワトトを撮りました。
この道を毎日通っているんだそうです。
その4・・新しい校舎の前で写真をとりました。ほんとに楽しそうなの。