いつもくだらない日記でごめんなさい。
静岡のお正月はとっても穏やかでした。
毎日毎日、冷たいからっ風もなく、快晴で、穏やかで富士山も大きく見えました。
でも、なんかすっきりしない気持ちでした。
といいますのも、ケニアのお友達たちが、つらい日々をすごしていました。
年末にケニアでは、大統領選挙がありました。
現職のキバキが、野党のオレンジ民主運動のライラ・オディンガを
すごく僅差で勝ったとして大統領に就任してしまいました。
ライラ側は結果が不正だと反発したそうですが、
それを、警察が暴力で圧したそうです。
(ケニアの警察は市民の味方とはいえないそうです)
私の行った、キベラ・スラムや、あの穏やかな村でも、
殺し合いや焼き討ちがあり、その日暮らしをしている人たちは食べるものもなく、
とても大変だそうです。
そんな中でも、ケニアの人たち同士はすぐに助け合いを始めたそうです。
すごい人たちだなぁと、いつも感心させられます。
そして、地球上でたくさんの人が、平和と幸せを祈っています。
わたくしも、祈りつつ、なんだかムズムズしてきて、
それだけじゃいけないような気がしてきました。
普通にくらしていると、自分の暮らしにケニアなんて、かかわりないように
感じてしまいます。
どなたかが日記にかかれておられましたが、ケニア政府の腐敗に
日本のお金も一役かっているからのように思うからです。
ダム建設のために、ものすごく大きなお金がケニアに円借款されました。
円借款ってのは、利子つきのお金貸しです。
でも、ダムのために、実際はそこで暮らす人々は本当にひどい状況に
なってしまったそうです。
一生懸命働いて払った税金や、貯金や、保険のお金が、
とおい国の人たちを苦しめていて、さらにもっともっと苦しめている
ことになっているなんて、なんかおかしいです。
ケニアの選挙の投票率はとても高いそうです。
キベラの学校の先生も、政治の話をびっくりするほど熱弁していましたし、
そもそも暴動がおきてしまうくらい、政治に関心があるようです。
日本人が政治に無関心なうちに、政治に関心が高いケニアの人たちを苦しめて
いるとしたら、ひどい話です。
愛の反対は無関心、まさにそんな感じだなと思いました。
ということで、日本のこと、いろいろ知りたいと思いました。
ケニアのこと知るたびに、日本のことしらなくちゃと思う日々です。
でも、社会苦手だった私には難しいので、どなたか、いっしょに〜。
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